qemu-linaroインストールログ
RaspberryPi 4用Ubuntu Desktop(21.04:64bit)にqemu-linaroを入れたインストールログ。
いや別に特別なことはしてないのでぱそこんのUbuntuでもこれで通ると思う。たぶん。
そもそもQemu-linaroって?
linaro向けにforkしたqemu。本線のqemuとの違いは、ARM関係のサポートボードを充実させていること。(本線ですでに削除されたボードが残っている)
以下でソースを入手。
https://releases.linaro.org/archive/14.01/components/toolchain/qemu-linaro/
BeagleBone(OMAP3xxx系)のエミュレーターが必要で、qemuで動くよ!って聞いたのに最新でボード見当たらなくて^^;これを見つけました。
何時から無いのか分からないけれど、qemu-linaroが1.7…なのでqemu2.0のときにはもうサポート対象外なんじゃないかなあ。。
Ubuntuだと17くらいからもう無いって見た気がします。
ビルド前にapt-installしたもの
sudo apt install python2 libglib2.0-dev libpixman-1-dev libfdt-dev
sudo apt install python-is-python2 (これは人による)
ひどいのは、./configureで以下みたいなエラーが出たとき、本当に足らないのはlibfdt-devだってとこ。(エラーメッセージが嘘。ていうかバグ。ぱっちもあった)
DTC not present. Your options:
(1) Preferred: Install the DTC devel package
(2) Fetch the DTC submodule, using:
git submodule update --init dtc
とりあえずこれだけインストールしておけばビルドは通る。
コンソールシリアルだけならこれで十分よー。
./configure --target-list=arm-softmmu
make
Aarch64で動くqemu-system-armがarm-softmmu以下にできます。(^o^)