L4Re
L4Reというものがある。
L4Re -- The L4 Runtime Environment
タイトルを直訳すると"L4 実行環境"だろうか。
ざっくりと理解した感じでは、"L4を使ったOS開発SDK"のようだ。
TopのOverviewを和訳すると以下のようになる。
L4Re - 概要
"L4Re Runtime Environment" は、リアルタイムで、セキュアで、安全で、仮想化にも対応したシステムを開発できるオペレーティングシステムフレームワークです。これは、L4Reバイパーバイザー/カーネルと、プログラムのロード、メモリ管理のような基本的なユーザーレベルサービスを含みます。L4Reはまた、アプリケーションやプロセスローカルの機能を実現する環境も含んでいます。
わあこれOSの基礎を理解していないと理解できない呪文だ!
しかもマイクロカーネルの概要を理解してないとわけわからないことが書いてますね。
でもそれを勉強していきましょうよ!というのがこのblogの趣旨なのでご安心召されよ。私も訳してて、正しいかちょっと心配になる程度に曖昧な理解で書いてます。
このあたり詳しい方はもちろん原文を参照していただきたい。
でも、読んでて、L4を理解するにはとても良い教材だと思ったので、L4Reをしばらく調査したいとおもいます。
はよカーネルの話をせんかいとかそういう、、高度な話は半年ぐらい待っていただきたい。。
次回はL4Reのモジュール構成を読み解いていきます。
これを見るとL4が分類されるマイクロカーネル*1と、Linuxに代表されるモノリシックカーネルの違いがわかってくると思います。
blogといふものを
ブログというものを。
おしゃれな言い方としては技術ブログと言うものを一つ書いてみようと、一念発起したわけです。
一つは技術蓄積のため。
一つは記録のため。
具体的には、microkernelのL4を中心に調べてみようと思っている。
L4はOSの一つなのではあるが、その目標は非常に意欲的で、技術的にも興味を惹かれる対象でありながら、日本語の資料がなく、自分で調べるにも、他人に布教するにも苦労しているわけです。
私こそ何もわかっていないのだから、可能なら誰か教えて欲しい。
が、非常に残念ながら、私の周辺でこれに詳しい人がいなくて。ならば私自ら蓄積していきましょう?と言う話で。
だってさー、Wikipedia(2018年1月現在)ですらこの有様ですよ。
お前らやる気ないのかよ!!だったら俺がやるよ!ってなるじゃーん。
そんなわけで。
まず、場所だけ確保しました。続くといいな。
次回は歴史と、、
あとL4っていくつか種類があるので、その中のどれから調べて行くか決めないとね。
APIリファレンスを読み解くとこから始めようとおもってるんだけど。